アレルギーとは?

人により違うアレルゲン

体内に入る物質に対し免疫が過剰に反応し起こるアレルギー反応。本来は自分を守るための免疫が、何らかの理由で自身を傷つけ体に様々な症状を起こします。軽い症状から中には死亡することさえもあります。喘息もアレルギーにより発症する症状として知られています。

この反応は人それぞれ違う物質により引き起こされ、アレルゲンと呼ばれています。口や鼻などから体の中に入ると、これを排除するために「IgE抗体」というものが作られます。このIgE抗体こそ様々な症状を引き起こす原因で、喘息もそのうちの一つに挙げられます。先述の通り個人によってアレルゲンは違うため、例えばダニによりアレルギーが起こる人、ハウスダストにより起こる人などそれぞれです。

喘息の場合、気道の炎症が過敏に反応する

喘息を例に取った場合、炎症した気道がアレルゲンに反応し収縮をしてしまいます。呼吸がしづらくなる、喘鳴や咳といったすぐに分かる症状が起きるのはそのせいです。ですので他のアレルギー疾患と同様、アレルゲンを避ける必要があります。ですが現状として日常を送る中でそれを行うのは至難の業です。特に大人になり喘息を罹患した方はまず医療機関へ行かなければならないため億劫に感じる人もいるでしょう。

大人も子供もアレルギーを持っている

もちろん大人だけではなく子供の喘息患者も増えています。その数は2000年の時点で1980年よりも2~3倍も増加しており、環境の変化や食物の変化などが非常に大きな影響をしていることが容易に想像できます。それこそアレルゲンによるもので、環境要因のものはおろか食物のアレルゲンを持つ子供も非常に増えております。元々の体質はもちろんですが、後天的に発現する場合などもある可能性もあるため、今アレルギーをお持ちでない人も油断は出来ません。

近年ではアレルゲンを少しずつ体内に入れて、反応を徐々に起きにくくしていく免疫療法というものが登場しており注目されています。もしこれが有効な方法になればアレルギー症状、喘息の緩和に期待が持てます。従来の排除する方法ではなく徐々に慣れていくためやがて過剰な反応もしなくなっていくことでしょう。